愛知県線香卸商組合編集の、Q&Aでプロがやさしく解説するお香入門書です。
お香の歴史や種類、原材料や楽しみ方など、一通りの知識が身につきます。
また、仏事用お線香の価格帯別の商品紹介や、香りの贈り物の選び方、購入先もご紹介。
お香に興味のある方にとって、入門書にぴったりの一冊です。
単行本(ソフトカバー) ¥1,980(税込)
愛知県薫物線香商組合 総会
日時 令和7年6月5日 午後15:00~
場所 名古屋クラウンホテル
司会 (有)三清本店 水野氏
令和7年6月5日に、名古屋クラウンホテルにおいて、今年度の愛知県薫物線香商組合の総会が行われた。
理事長挨拶では、箕浦理事長より、お忙しい中お集まりいただいたことへの感謝と、ご意見やお知恵を頂戴したい旨が述べられた。
続く事業報告では、11月5日のお香文化の日のサンプル配りについて、500セット配布できたことを報告した。今回は若い人に多く受け取っていただけた印象。本年度は前回500では少し足りなかったので800セットを配布予定。
会計報告では、香源の菊谷氏より、収入と支出の内訳、繰越金などの報告がなされた。
監査報告では、法泉堂の近藤氏が、領収書・請求書等の処理が適正に行われていたと報告した。
続いて令和7年度の事業計画として、箕浦理事長より11月5日のパンフ配りは800セットを計画していること、啓蒙活動の一環として絵本をつくってお香文化を広めていく計画が発表された。
絵本に関して、事務局長の三恵社・林氏より以下の内容のプレゼンが行われた。
・三恵社はこれまでに多くの企業団体の絵本を手掛けてきた
・絵本のメリット1 子どもがターゲットかつ親子同時訴求
子どもに訴求していくことは将来のファン獲得・働き手獲得につながる
絵本だと読み聞かせさせることが多いので親御さんにも同時訴求できる
・絵本のメリット2 パンフレット代わりになる
パンフレットを幼稚園や小児科に置いてもらうことは困難だが、
絵本であればよろこんで受け取っていただける
一度置いてもらえると、何年にも渡って訴求し続けてくれる
・絵本の出版流通も可能
お香文化を残したいという思いで絵本をつくって「出版する」ことが
プレスリリースの際のインパクトになる
・絵本の寄贈に関して
作成した絵本は基本的に寄贈をオススメしている。たとえば2000冊を作成し
寄贈した場合、1か所あたり年間で20人の子供がよんでくれたとすると、
20人×2000ヵ所=4万人+その親御さんに届いたことになる
・寄贈先について
愛知県内の図書館、児童館、幼稚園、小児科など
・不足情報の訴求に関して
絵本は、親しみやすい、誰でも理解できるという良い面があるが、
逆にいうと情報量が少ない欠点がある。それをQRコードなどで補うことで、
特設サイトに飛ばしたり、動画に飛ばしたりと大人向け情報も補完することができる
・その他
あらすじ案や、スケジュール、予算感について説明
以上を受け、絵本作成に関して協力金も含めた議決をとったところ、満場一致で可決された。
しかし、懸念点としては下記の内容がでてきた。
・内容が薄っぺらくなりはしないか
・特定の宗教に寄ってしまわないか、どこまで宗教の要素を入れるか
・ローソクに関しても訴求していきたい
以上を踏まえて、LINE+メールで賛助会員の皆様にも絵本の内容に関して、ご確認をいただきながら進めていくこととなった。
【各社の近況報告】
今年は絵本の議題がメインのため、全員の報告は割愛。
●A社
個人的な話だが、昨年の4月から長男が戻ってきたので、今後組合の出席や業務上での関りなど増えると思うので、温かく迎えていただけると幸い。
●B社
4月18日のイベント、天王寺でお香のサンプル配り2000セットを2時間で配布した。
いつか愛知の11月5日のイベントとのコラボもしてみたい。
●C社
今年も世界情勢があまり良くない。国内においても、米の高騰もふくめ、生活が苦しくなっているので、お線香が二の次、三の次にされてしまうかもと危惧している。